縁の下のリオ

バンコクに住む平成ボーイが綴る、日々、研究、店舗、などなど

プレゼントもらった!

私27歳男性、ここ半年間ほど人の財布を使っている。

いや、別に盗人なわけではない。断じてない汗

 

半年程前、大好きな先輩からいただいた財布が壊れてしまい、仕方なしに嫁の財布を強奪(拝借)し、これまで使っていた。

 

そうそう、私には嫁がいる。タイ人の嫁がいる。

正確にはこれから嫁になるのだが、それはまた今度記事にしよう。

 

しかし半年も使ってはいたが、借り物はやはり借り物の様で、なんともしっくりこない。

財布が早く、母の元へ帰りたいようにも感じる。

 

そもそも私は、自分で財布を買ったことが無い。

これは高校時代、雑誌を読んでいる時に、漢、長瀬智也さんがコメントしていた。

f:id:rio0913koizumi-idaa:20180901112837j:image

「僕、財布買ったこと無いんですよ〜。ほら、財布って人からもらった方が良いって言うじゃないですか〜。」

 

という一文を、27歳になった今でさえも信じているからだ。

そう。科学的理由など無い。無理やり科学的に言ったらプラシーボだ。

今では自分でも、何故信じているのかさえわからない。そうこの男ピュアなのである。

未だ心は17歳なのである。

 

 

そんな中、昨日の夜、嫁が帰って来てからソワソワしていた。

あきらかにソワソワしていた。

「どうしたの?」

と聞いても、

「なんでもない!」

と何故か怒られる。触らぬ神に祟りなし。

とりあえずそっとしておこう。

 

シャワーを浴びながら「昨日のヨーグルト全部1人で食べたのがいけなかったかなぁ」などと考えて、新しいヨーグルトを買ってくる決心をして風呂場を出ると、

嫁が満面の笑みでこちらを見ている。

f:id:rio0913koizumi-idaa:20180901162429j:image

「何を企んでいる。。。」

 

不信感maxで私が眺めていると、

嫁が近寄ってくる。。

 

右足を一歩下げながら、身構える私に、

 

「プレゼント!」

 

その手には革製の新品の財布が握られていた。

 

 

 

天使である。

 

 

 

 

我が嫁、

 

 

 

天使である。

 

見よ、このフォルム

f:id:rio0913koizumi-idaa:20180901162715j:image

 

完璧である。

忘れっぽい私のことを、思ってか革製のチェーンまで付いている。

完璧である。

私が革製品が好きなのも知り尽くした上での一品である。

我が嫁、完璧である。

 

f:id:rio0913koizumi-idaa:20180901163057j:image

私の好みをしっかりと見抜いたこのデザイン。

f:id:rio0913koizumi-idaa:20180901163133j:image

ジップを壊しやすい私の為に、小銭入れはボタン式である。

 

 

無事嫁の財布は、嫁の元へ帰り、新たに私のパートナーが出来たのであった。

大事に、永く永く使っていこうと思う。

完璧な嫁よ、ありがとう。

 

因みに、全裸でプレゼントを貰ったのは、人生で初めてである。