FBI捜査官が教える『しぐさ』の心理学

「人の行動から心を読み取りたい」と考えた事がある人は多いと思います。

そんな時に、

• 心理学 癖
• 心理学 行動
• 心理学 本

などで、検索した時に上位に出てくる
《FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学》
を読み終えたので、紹介します。

この本の著者ジョー・ナヴァロ氏は、長年FBI捜査官として活躍してきた経歴から、更に、企業や事件などに自らが培ってきた心理学を元に、アドバイスしたり、真相を突き止めたりしてきました。
そんなナヴァロ氏が、教える誰もが知る事が出来、日常で目にすることが出来るしぐさの心理学本です。

では、しぐさの心理学とは何か。

それは、私たち人間が、進化の中で育み、捨て残った、無意識のうちの行動、コントロール外の行動から読み取れる心境です。

大まかに説明すると、私達人間の脳みそには、嘘をつく脳と、正直な脳とがあるそうです。

そこでナヴァロ氏は、正直な脳が起こす、狩猟時代からの本能的行動に焦点を当て、人のその時の心理を読み解いています。

その内容は、彼の長年の実体験の他、科学的根拠も盛り込まれ、写真付きでとても分かりやすく、信頼性に足る内容と言えました。

読んだ上での、その効果が気になる所だと思いますので、私の視点からでも良ければ続けようと思います。

では、

先ず最初に見える様になる心は、他人ではありません。

自分でした。

本を読み始めた当初は、本に書かれているあらゆる知識から、人のしぐさを気にしては見たものの、自分が見ようと思うしぐさを人はしないので、実感が持てなかったです。

ところが、ふと自分の今のしぐさを気にする機会はグンッと伸びました。

すると、その気付くしぐさの知識が、今の自分の心と一致しているかを確認するのは難しいことではない事に気付きました。
自分の心は自分が1番知っています。

それによって、客観的に自分が高揚感を得ているのか、不快感を得ているのか、はたまた良くない気持ちがしぐさに出ていないかなど、気づけるようになったのです。

私は、この段階に入ってから、段々と他人のしぐさを意識しないで見れるようになりました。

本にも買いていますが、
勿論、心理学で人の気持ちを知る事や、嘘を見抜くことは完璧には出来ません。

しかし、自分の心の方位を知る術の１つにはなると私は思います。

そして、そこから先の段階（世界）もあると。

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