縁の下のリオ

バンコクに住む平成ボーイが綴る、日々、研究、店舗、などなど

子供に色々な物を食べてもらいたい。

子供の好き嫌いに悩む親は少なくともいらっしゃいます。
どうしてこの子はこれが好きなんだろう。
どうして嫌いなんだろう。
というのは、もしかしたらお腹の中と授乳期間に関係があるのかも。



今回読んだ研究内容は以下の通り、

ロイヤル・マタニティ・ホスピタルで、妊娠後期の女性をふたつのグループに分けて実験しました。

片方のグループは4週間、週に3回4回、生のニンニクが入った食事をとってもらい、
もう片方のグループには、ニンニクを一切とらないでもらいました。

その実験から8年〜9年後、子供達にニンニクの効いた料理を食べてもらった。

という、なんとも長い時間を待って行った実験です。


結果は、明らかにニンニクを摂取していた母親の子供のグループの方が、たくさん食べていたということ。


他にも、フィラデルフィアにある、モネル化学感覚研究所では、妊娠中ニンニクを良く食べた母親から生まれた子供は、
無臭のガラガラと、ニンニク臭のガラガラで後者を好むことを発見しています。


ニンニク以外にも、様々な物で調査した様ですが、幼児は生まれる前から授乳期間にかけて母親が食べた物のにおいを好むことがわかっているようです。


では、その期間の間様々な食べ物を取っていれば(必要栄養素、不必要栄養素などの問題はあるが)、子供はそのにおいに馴染み、好き嫌いが減るかもしれないですね。


そして、色々な食べ物が好きな子供は、新しい風味に対しての抵抗も低いとのこと。


そして、この初期の食体験の影響は大人になっても続くそうです。


いやぁ〜〜、母親は偉大だなーと。


勿論個人差はあるでしょうが、
健康に良い食べ物は、親が普段から食べていれば、子供が大きくなってから躾なくても、自然と好きになってくれるかも?という研究結果ですな。


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