縁の下のリオ

バンコクに住む平成ボーイが綴る、日々、研究、店舗、などなど

こえーよ。汗だくで。こえーよ。

普段通り店舗で持ち込み買取の対応をしていました。


そこへ、最近よく来るようになったファラン(西洋人)のお客様がやって来て


『Hey!CHANELは買取れるかい?♪』


って行って来た、まぁ謎にノリノリなのは外人特有のもんだろうと、無視して


『モチロンさ!』


と答える私。


そこから査定をして、交渉をして、見事!CHANELの買取が出来ました。



までは良かったんですが、、、




1時間後、、、。



『ハァハァハァハァハァ、、、』



汗だくで、服はヨレ、目の泳いだファランの姿が目の前にあった。。



ファラン『シャ、、、CHANEL、、、返してくれないか、、、?』





何があった。。


顔面全体に玉の汗をかいている。
運動部や応援団でも、なかなか拝めないくらい良い汗を撒き散らしている。



私『うん。とりあえず、落ち着いて。どうした?』


ファラン『いや、、、その、、、あ”〜、、、、その。。』



全く言葉になってはいないが、困ってるのは伝わった 笑



私『わかったよ。本当は買取った物を返すのは駄目だけど、買取金額そのまま返してくれたら、それで良いよ。』


ファラン『oh〜〜、、THANKS!!!』



もう、ちょっと怖いから、とりあえず早く帰って欲しかったのはここだけの話。



ファラン『okokちょっとまってくれ』


ポッケから財布を出すファラン


13,000Bで買い取ったから、1,000B札を13枚出せば良いだけだ。
1時間前に私もそれで支払った。


しかし何故か、100B札と20B札を真剣に数え始めている。 汗だくで。



うん。



足りない。



結局、財布とポッケから捻り出したお金は12,800Bしか無かった。



怖いよ!笑
1時間の間にお前の身に何があったんだよ!
200Bって600円くらいだからね!

私が渡したお金の他にいくらかあったろーよ!笑




ファランも汗だくでヤベーって感じで、ついでにもう笑っておられる。



私『どうしよっか?』


ファラン『そうだ!このデニムを買い取ってくれ!200Bで!』


カバンからクシャクシャの真っ黒いデニムを出すファラン
どう頑張っても20Bが良いところである。



ファラン『じゃ、じゃあおれのパスポート置いていくから!明日残りの200Bは持って来るよ!』



人のパスポート預かるとか1番嫌だよ!



私『もういいよ(もうめんどくさい)。君の事を信じるから(信じてないが)。とりあえず200Bは明日持って来てくれ。』


ファラン『oh〜〜〜!THANKS!!THANKS!!Myfriend!!!』


Myfriendやめろ。



そこでCHANELファランに返して、私も足りない12,800Bを貰ったのだが、



案の定ファラン来ないし。



期待してなかったとはいえ、多少なり信じる心はあったわけさ!
4日!4日来ない!笑



もう忘れそうな頃に、5日目の今日!


ファラン。満面の笑みでやってくる。


ファラン『Hey!元気かい?調子はどうだい?』



もうこえーよ。なんなのこのファラン



私『ぇーと、で、200Bは?』


ファラン『yeryer わかってるよ。でも今日は物を売りに来たんだ♪』



私『(でもじゃねぇよ)』



満面の笑みでGUCCIの時計を出してくる。

CHANELの時もそうだが、こんな変な奴の癖に持ってくる物は偽物でもなく、ちゃんとしてるから、余計怖い 笑


私『1,000Bです。』


ファラン『Ha!?3,000Bの間違いだろ!?』


いや、それ私の売値だよ←よくあること。


残念そうに帰ろうとするファラン



勿論引き止める私。



私『まてまてまてまて、んで!200Bは!?』


ファラン『yeryer!!これからATM行って来るから返すぜ!』












来ねぇし!!!



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