縁の下のリオ

バンコクに住む平成ボーイが綴る、日々、研究、店舗、などなど

私達の子供についてその後 摘出 胞状奇胎 次の妊娠

以前
妻が妊娠しました!#1ご報告 - 縁の下のリオ

でも書いた様に、妻が妊娠したのでその日までの流れや、その後の追記をするとしてから、全く音沙汰が無かったわけです。


それがこの前の日曜日、色々な意味で落ち着いたので記事に纏めようと思います。


先ず結果からいうと、今回の妊娠は残念ながら出産には到りませんでした。


事は11月4日の日曜日に遡ります。


この日は定期検診で、今日も超音波で子供の様子を確認する予定でした。


前回の喜びもあり何の心配もしていませんでしたが、超音波検査の結果は、心臓が止まっているという事でした。


先週使った機械の後、もっと大きい機械を使っての重ねての検査結果でした。


妻はごめんねごめんねと泣いていましたが、妻が一番子供の為に頑張っているのは、みんな知っているので、誰も悪くないよ。私達の子供は妻ちゃんをこれからも護ってくれるよ〜。と落ち着かせました。


翌週11月11日の日曜日に、子供の摘出が行われました。

この1週間は妻には更に安静にいてもらい、この摘出に備えました。


子供の摘出前は、前日から食事が出来ず、手術6時間前からは水分も禁止です。


妻もほぼ1日食事を我慢し、早朝6時の手術に備えました。


その早朝6時の6時間前、深夜12時には下の子供を摘出する場所に薬を入れます。


これは膣を柔らかくし、手術をスムーズに行う為の薬でした。


薬を下に入れて1時間ほど、妻がとんでもなく苦しそうに唸っています。


身体中に玉の汗をかき、体温も上がり、激痛に悶えていました。


どう考えても薬の影響でした。


本来早朝4〜5時に病院に向かう予定でしたが、妻の希望で2時の時点で病院には行きました。


病院に着き、医者に痛み止めを点滴してもらい、ようやく妻が落ち着きましたが、それまでの数時間の苦しみようから、心配と感謝と何やらが混じって何とも言えない気持ちでした。


早めに病室をあてがわられ、この後の手術後も妻は辛い思いをするのか、、、

と思うと辛すぎて、ずっと横にいました。


手術は全身麻酔で行いました。
7時頃に、妻が手術室に行き、10時手前位に病室に帰ってきました。


手術自体は30分から1時間しないくらいで済むらしいのですが、その後2時間を手術室で?休ませるそうです。


2時間も経てば、麻酔は切れて妻も丁度痛がりだす頃だろうと、考えていました。
なんせ子宮から子供を無理矢理出して、子宮の清掃もするわけだから、想像もつきません。


そんな心配をよそに、


帰ってきた妻はびっくりするくらいケロッとしていました。

自分でも不思議なくらい痛みは無く、今から働けるくらいなんだそうな、、、汗


そうか、そんなもんなのかと思いながら、2人でテレビを見ながら数時間待っていたのですが、、、


タイですね🇹🇭


12時には来ると言っていた先生が、17時になっても来ない。


終いには、先生忙しいから今日は病院に泊まって、明日先生いらっしゃいますから。
とのこと 汗


出来れば一緒に先生の話を聞きたかったのと(タイ語でほぼわからんけど)

妻も本当に何ともないから早く帰りたいのと、


タイあるあるのすぐ泊まらせて、費用が重むのが嫌だったので、自分達で待合室でちゃんと待ってから会いに行きました。


先生が言うには、
今朝の激痛は、その前の日に荷物を運んだのがいけなかったとのこと(妻が言うには買い出しで、ドリンクを両手に買ってきちゃった ペロ)

そして、妻の子宮は完璧に綺麗に清掃されたとのこと(一応1週間後に経過観察)


そして摘出した子供ですが、、
ほうじょうきたい【胞状奇胎】
という聞きなれない病名でした。

症状としては、卵子の核が無い状態で精子が入ってしまい、精子の染色体だけで増殖を行なってしまう受精卵の異常です。


考えてもいなかった事だったので、驚きが隠せませんでした。


この胞状奇胎になる確率はおよそ0.2〜0.5%とのことで、
発見が遅かったり、症状が重いと母親が癌になる恐れもあります。


そして、次の妊娠にも影響がある可能性があるので、流産後およそ3ヶ月で次の妊娠が許されるところ、6ヶ月から1年は日本では妊娠を控えさせます。


怖い内容が先でしたが、私達の子供は私達を守ってくれたと夫婦で考えてまして。


妊娠が発覚したのも1〜2週間目とかなり早く。

残念ながら子供の心臓が止まったのを知ったのも1ヶ月くらい。

普通の人なら妊娠を知ってなくてもおかしくないくらいです。


私達の子供が早く知らせてくれて、早く処置をさせてくれたんだねと話しています。


子供のお陰で、今後子供を持つために必要な身の回りの整理も含め、覚悟も出来ましたし。
本当に神様のような子供だねって、これからも妻の守り神でいてくれるよって、よく話してます。


そしてこの前の日曜日。
経過観察で医者に会いまして、妊娠が6ヶ月から1年は出来ないのではないか。という事にも触れてきました。


医者が言うには、妻の子宮は間違いなく綺麗に処置されていて、普通の3ヶ月で妊娠が可能とのこと。


日本とタイの医学常識がどう違うかもわかりませんが、焦らずゆっくりと子沢山になろうと思います 笑


因みに、今回手術を行ったのはバンコクのラムカムヘン病院。
費用は約3万B(10万円ほど)でした。


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